マーチャント・バンカーズは17日、キャラクターや映像作品などの各種メディア・コンテンツを企画・制作する娯楽TVメディア・コンテンツ(東京都港区)の全株式を、不動産売買などを手がけるアートポートインベスト(東京都港区)に譲渡したと発表した。マーチャント・バンカーズは投資事業に集中するため、2020年8月以降、ホテルやインターネットカフェ、ボウリング場といった事業からの撤退を進めており、その一環。譲渡価額は1000万円。譲渡に伴い、娯楽TVメディア・コンテンツが予定していたアニメーション映画「シャム猫」にかかる商品化やオリジナルキャラクターの企画開発・制作は中止となる。娯楽TVメディア・コンテンツは2022年8月にアートポートインベストから取得した。今回の株式譲渡で元親会社の傘下に戻ることになる。