相鉄ホールディングスは、ホテルや旅館を運営するサンルート(東京都渋谷区。売上高161億円、営業利益6億6200万円、純資産10億4000万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。相鉄ホールディングスは、2020年に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックを控え、海外旅行者の増加が見込まれることから、ホテル事業の積極的な事業展開を進めている。今回の子会社化もその一環で、サンルートホテルチェーンの運営ノウハウやブランドを活用し、事業基盤を強化する。サンルートが運営する66店舗(1万550室)を取り込み、相鉄グループのホテル店舗数は81店舗(1万3099室)となる。取得価額は非公表。取得予定日は9月1日。